歯を抜かないとダメ?|UC矯正歯科クリニック麻布十番(東京港区)

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歯を抜かないとダメ?

投稿日:2017年11月6日

カテゴリ:院長ブログ

ホームページをご覧の皆様こんにちは。院長の内田です。

今回は以前患者さんから伺った事から書いていきたいと思います。

 

その方は奥歯がむし歯になっていまして、他の歯医者さんにむし歯の治療は無理だから、歯を抜いたほうがいい。そしてインプラントを入れた方がいいと言われたそうです。

 

確かにむし歯を見てみると、すでに歯の形は無く、歯ぐきに歯が埋まってしまっているような状態で、このままむし歯治療をしたとしても、予後が悪いであろうことは容易に分かりました。

 

しかしながら、そのままの状態で無くなれば、むし歯の治療が出来そうだとも思い付きました。

 

つまり矯正治療でむし歯を動かして、歯ぐきに埋まっている状況を変えてしまえばいいのではないかと考えました。

そしてその旨を患者さんに伝えました。

患者さんは喜んでいらっしゃいましたが、まだ問題があります。

私が出来るのは矯正治療で、恥ずかしながらむし歯の治療は出来ません。

 

そこで患者さんにはむし歯の治療を他の歯医者さんで治療していただくことを了承していただくのと、その歯医者さんが私の治療方針で治療を請け負って頂けるかどうかの確認が必要でした。

 

ありがたいことにどちらも了承していただけたので、矯正治療を開始することが出来ました。

 

歯科医師として抜くことは簡単ですが、活かせる可能性を見出すことの方が重要ではないかと改めて思い直した事例でした。

 

患者さんの気持ちに寄り添った治療を心がけております。港区で矯正治療をお考えの方はUC矯正歯科クリニック麻布十番へご連絡ください。無料でご相談を承っております。

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