子どもの出っ歯の矯正治療例|UC矯正歯科クリニック麻布十番(東京港区)

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子どもの出っ歯の矯正治療例

矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

子どもの出っ歯について

子どもの出っ歯の治療例

「出っ歯」は、歯科での正式名称として「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。小児の上顎前突の場合、顔の成長発育上、上顎前突傾向になる時期もありますので、保護者の方で、お子さんの状態が気になっていらっしゃる方は、まずは当院で無料の初診相談をおすすめいたします。

上顎前突の原因

上顎前突の原因は4つに分類されます。

上の歯が前方に出ている場合

上の顎骨が前方に出ている場合

下の歯が後方に下がっている場合

下の顎骨が後方に下がっている場合

多くの場合、これらが併発することで結果的に、上の歯が前方に突出した状況になります。これらの問題に中で特に小児のうちに治しておきたい問題としては、①上の歯が前方に出ている場合と、④下の顎骨が後方に下がっている場合です。理由として①は、歯が前方に出ていることで、歯が欠けたり、折れたり、抜けてしまったりするリスクが高いことが知られているからです。

大人に比べて小児の方が、活発に体を動かしますので、リスクとしては大人よりも高いと言えます。また④は、小児矯正で最も効果的な骨の成長を促して問題を解決出来るため、非常に有用な治療となります。ただし効果的な時期は期間限定です。最も効果的な時期は第二次性徴だと言われています。

子供の上顎前突に適した治療開始は7~9歳頃

子供の上顎前突子どもの上顎前突において矯正治療は多くの場合、2段階に分けられます。その理由は、顔の成長発育が上下の顎骨で時期が違うからです。

上顎の骨の成長は8~9歳で90%程完成します。しかしながら下顎の骨は第二次性徴の時期、およそ10~12歳頃に身長が大きくなるのと同時期に大きく成長します。そのためその時期を逃してしまうと思ったほど効果は得られません。

そのため早い段階で治療を開始していただき、治療計画上、開始時期を待っていただいた方が、良好な結果が得られるかと思います。

小児の上顎前突を治療しなかった場合

小児の上顎前突を治療しなかった場合に生じる不都合として、成人矯正においてほぼ間違いなく抜歯を伴う矯正治療となります。また前歯を破折してしまった場合には被せ物や詰め物で治療を行なうことになるので、成人矯正終了後、被せ物や詰め物をやり直す場合もあります。

その他に下顎の成長を促せなかった場合、顎が小さいままなので顎の下のたるみが生じてしまい、体重を落としても顎の下のラインが整いません。

小児の上顎前突の治療の基本

小児の上顎前突の治療小児の上顎前突治療を開始する時期はおよそ7~9歳頃になります。多くの場合、上顎前突だけでなく、叢生を伴っていることがあるので、そちらの問題を解決しつつ、上顎前突の治療を施していきます。

使用する装置はむし歯のリスクを最小限に留める意味でも「可撤式装置(取り外しの出来る装置)」を使用します。問題が解決するまでは一日中使用していただきますが、改善した後は夜間の使用になります。

そして小児の矯正治療の終了時期は、口の中では全ての乳歯が抜け落ち、12歳臼歯と呼ばれる奥歯が出てくる頃。また体の変化として第二次性徴が終了する頃になります。そのため、女児に比べ男児では終了時期が2~3年長くなる場合が多いです。

子どもの出っ歯の矯正治療例(Before&After)と解説

①子どもの出っ歯の矯正治療例(9歳女児・治療期間12ヶ月)

子どもの出っ歯の治療例

年齢・性別 9歳女児
治療期間 12ヶ月
抜歯 なし
治療費 44万円(税込)
備考 骨の成長不足

小学生の女児です。上の前歯が前に出ていることを気にされて来院されました。分析の結果、前歯が前に出ている原因は下のあごの骨の成長が不足しているということが分かりました。そこで下のあごの骨の成長を促進させる矯正装置を使って治療することにしました。装置は取り外しの出来るもので、主に就寝中に使用して頂きました。

治療の結果、下のあごの骨の成長を促進することが出来、上の前歯が前方に出過ぎていた状況は改善されました。統計的に上の前歯が出ていると、外傷などにより、歯が折れてしまう確率が30%程度上昇してしまうことが分かっています。患者さんの前歯は改善したので、リスクを軽減出来ました。

②子どもの出っ歯の矯正治療例(9歳女児・治療期間2年8ヶ月)

子どもの出っ歯の治療例

年齢・性別 9歳女児
治療期間 2年8ヶ月
抜歯 なし
治療費 44万円(税込)+44万円(税込)
備考 子ども矯正+成人矯正

小学生の女児です。親御さんが将来歯並びが悪くなりそうだと気にされて来院されました。上と下の歯並びをそれぞれ単独で見ると悪くはないのですが、咬み合わせた状態では将来、前歯が出てしまう咬み合わせになってしまっていました。子どもの歯がきれいに並んでいても大人の歯がきれいに並ぶとは限りません。

そこで治療方針として子ども矯正では、将来咬み合わせが良くなるように奥歯の咬み合わせを治すことにしました。また親御さんにも子ども矯正だけでなく、成人矯正も見据えて治療をした方がいいということを説明させて頂きました。矯正装置は取り外しの出来るものを使用しました。患者さんが熱心に矯正装置を使用して頂くことで結果的に横の歯と歯の間に隙間を開けることが出来ました。

そして再度成人矯正のための分析をさせて頂き、歯を抜かずに治療を進めていくことにしました。成人矯正では固定式の装置を使い、前歯を子ども矯正で開けておいた横の隙間に移動させていきました。治療後は良好な歯並び、咬み合わせにすることが出来ました。今回の治療で歯を抜かずに矯正治療を行えた大きな要因としては、子ども矯正から治療を開始出来たことにあります。

もし、子どもの歯が全て大人の歯にはえ変わってから矯正治療を開始していたら、恐らく何本かの歯を抜いていかなければならなかったと思います。我々矯正歯科医は、治療上やむを得ず歯を抜く治療方針を立てますが、本来的には歯を抜きたいとは思ってはいません。

しかしながら成人の歯並びは多くの場合、歯を抜かないで良好な歯並び、咬み合わせにすることが無理なことがほとんどです。出来ることなら子どもの頃から矯正治療をさせて頂き、成人矯正まで見据えた治療方針を立てさせて頂けると、患者さんだけでなく我々にとっても幸せな治療方針が立てられます。

治療前

治療前

治療後

治療後

UC矯正歯科クリニック麻布十番院長の内田が実際に行った、子どもの出っ歯症例のその他の治療例はこちらからご覧ください。

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子どもの出っ歯の矯正治療歯科

UC矯正歯科クリニック麻布十番では、矯正歯科界のトップ1%未満に属する矯正治療指導医が子どもの出っ歯の治療を担当します。また、歯並び無料相談・セカンドオピニオンも実施しておりますので、麻布で子どもの出っ歯(上顎前突)治療をお考えの方はぜひお気軽に当院までお電話いただくか、またはメール相談(写メ相談)をお送りください。

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