仕事への影響は?社会人が矯正治療を始める前に知っておきたい「ビジネスシーンでの注意点」|麻布十番の矯正歯科|UC矯正歯科クリニック麻布十番(東京港区)

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仕事への影響は?社会人が矯正治療を始める前に知っておきたい「ビジネスシーンでの注意点」|麻布十番の矯正歯科

投稿日:2025年12月6日

カテゴリ:院長ブログ

ホームページをご覧の皆様こんにちは。院長の内田です。
今回は「社会人の矯正治療と仕事の両立」についてお話ししたいと思います。

結論からお伝えしますと、最近の矯正装置は従来と比べて目立ちにくくなり、工夫次第で発音への影響もある程度抑えやすくなってきています。そのため、接客業や営業職の方など、人前で話す機会が多いご職業の方でも矯正治療を選ばれるケースが少なくありません。

本記事では、
•ビジネスシーンで気になる「見た目」の問題
•プレゼンや会議での「発音・話しやすさ」
•忙しい社会人が治療を続けるコツ
の3つに分けて、詳しくご説明してまいります。

よくあるご質問・お悩み
•「矯正装置をつけたまま、大事な商談に出ても大丈夫でしょうか?」
•「電話対応やプレゼンで、滑舌が悪くならないか心配です」
港区という土地柄もあってか、このようなご相談を頻繁にいただきます。
キャリアやお仕事を大切にされている方ほど、「仕事への影響」は大きな懸念ポイントではないでしょうか。

ポイント1:ビジネスシーンでの「見た目」について

昔のような「ギラギラした金属の装置」をイメージされている方も多いかもしれませんが、現在は目立ちにくい選択肢が増えています。

マウスピース型矯正装置(インビザラインなど)

透明で薄い素材のため、装着していても周囲からは「よく見ると分かる」程度で、日常会話の距離ではあまり気づかれない方も多くいらっしゃいます。

裏側矯正(リンガルブラケット)

歯の裏側に装置をつけるため、正面からは装置が見えにくい方法です。
人前に立つ機会が多い職種の方が選ばれることもあります。

表側矯正(審美ブラケット)

表側につける場合でも、透明や白のブラケットを使用することで、金属色を抑えた装置を選ぶことができます。

「清潔感」や「身だしなみ」が重視されるビジネスの場においても、これらの装置を選ばれた方の中には、
「思ったより周囲の反応が気にならなかった」と感じられる方が多くいらっしゃいます。
※感じ方には個人差があり、歯並びや噛み合わせの状態によって見え方は異なります。

ポイント2:会話や発音への影響は?

正直に申し上げますと、装置をつけた直後(特に裏側矯正やマウスピース矯正の開始時)は、
•「サ行」
•「タ行」
•「ラ行」

などの音が、少し発音しづらく感じられる場合があります。
これは、舌が装置に触れる感覚に慣れていないためです。

ただし、人間の適応能力は高く、個人差はありますが、目安として1〜2週間ほどで慣れてこられる方が多く、日常会話で大きな支障を感じにくくなるケースがよく見られます。

重要なプレゼンやスピーチがある場合の工夫
•マウスピース矯正の場合
重要なプレゼンやスピーチの際には、その時間だけ装置を外して臨むことも検討できます(※外してよい時間や頻度には制限がありますので、必ず事前にご相談ください)。
•裏側矯正の場合
発音練習の期間を考慮し、ある程度余裕のある時期に装置装着日を設定するなど、スケジュールを調整しながら進めることも可能です。

大切な会議やプレゼンの予定があれば、事前に教えていただければ、できる範囲で影響が少なくなるよう一緒に調整してまいります。

ポイント3:当院で大切にしている考え方

「ライフスタイルに合わせた無理のない治療計画」

麻布十番で多くのビジネスパーソンの患者様を拝見してきた経験から、私は**「ライフスタイルに合わせた無理のない治療計画」**が何より重要だと考えています。
•「海外出張が多い」
•「会食の機会が多い」
•「繁忙期は残業が続きやすい」

など、お仕事の状況はお一人おひとり異なります。

無理に治療を優先するのではなく、
•お仕事の繁忙期や重要なイベント
•異動や転勤の可能性
•在宅勤務の有無

なども考慮しながら、ストレスの少ない方法を一緒に探していくことが、社会人矯正をうまく続けるうえで大切だと感じています。

「矯正をするかどうか」で悩まれている段階でも、お仕事の状況も含めてお気軽にご相談ください。

※矯正治療の主なリスク・副作用について

治療をご検討中の方に、あらかじめ知っておいていただきたい点です。
•装着直後の違和感や痛み
装置をつけたり調整した直後は、歯が浮くような痛みや締め付け感を覚えることがあります。装置の当たりによっては、口内炎ができる場合もあります。
•自己管理の必要性(マウスピース矯正の場合)
装着時間(1日20時間以上が推奨されることが多いです)が守れないと、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、追加の治療が必要になる可能性があります。
•発音への一時的な影響
前述の通り、慣れるまでは一時的に発音がしづらく感じられることがあります。特に装置装着直後は、電話応対やプレゼンの前に少し声を出して練習しておくと安心です。

※治療結果や感じ方には個人差があり、すべての方に同じリスクが生じるわけではありません。
※お口の状態や治療方法によって、その他のリスク・注意点が生じる場合があります。詳しくは診察時に個別にご説明いたします。

よくあるご質問

Q. 急な会食や飲み会が入った場合、どうすればいいですか?

A.
マウスピース矯正の場合は、食事の際はいったん取り外し、専用のケースに保管してください。
固定式の装置(ワイヤー矯正)の場合は、そのままお食事いただくことも可能ですが、
•固いもの・非常に粘着性の高いものは避ける
•食後にはできるだけ歯磨きやうがいを行う

といったセルフケアを心がけていただくことをおすすめします。

Q. 忙しくて通院できるか不安です。通院頻度はどのくらいですか?

A.
治療の段階や装置の種類によって異なりますが、目安として1ヶ月〜2ヶ月に1回のペースでご通院いただくことが多いです。

当院では、
•お仕事の合間でも通いやすい時間帯
•土曜日の診療枠

などを活用していただけるよう、予約枠の調整に努めています。
ご希望の通院ペースがあれば、初診相談の際に遠慮なくお知らせください。

費用・期間などについて

本記事では社会人の方が気になりやすい「仕事への影響」を中心にお伝えしましたが、矯正治療をご検討いただく際には、
•使用する装置の種類
•治療にかかる期間の目安
•費用の目安(総額・お支払い方法)

といった情報も重要になります。

※マウスピース型矯正装置(インビザラインなど)や成人矯正治療は、原則として保険適用外の自由診療となります。

まとめ

最後に、本記事のポイントをまとめます。
•目立ちにくい装置を選ぶことで、ビジネスシーンでも見た目の違和感を抑えられる場合があります(※感じ方には個人差があります)
•発音の違和感は、一時的なものとして1〜2週間ほどで慣れてこられる方が多いです
•重要な仕事の予定がある場合は、装置装着のタイミングやマウスピースの装着時間などを調整することで、影響をできるだけ減らす工夫が可能です
•「海外出張」「会食」「繁忙期」など、お仕事の状況を踏まえて治療計画を立てることが、社会人矯正を続けるうえで大切です

「仕事があるから」と矯正治療をあきらめてしまう前に、まずはご自身の働き方に合った方法があるかどうか、ぜひ一度ご相談ください。

本記事の内容は、一般的な矯正治療に関する情報提供を目的としたものであり、すべての方に同じ治療方法や結果をお約束するものではありません。
お一人おひとりのお口の状態やご希望によって、適した治療法や装置の種類は異なります。詳細につきましては、診察時に直接ご説明させていただきます。

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